仕事

前々から急かされてはいたが、のらりくらりとかわしてきた(ように見えた)仕事の期限がせまってきている。俺の中では自然消滅したつもりだったんだが、向こうはそうは思ってはいなかったという、コミュニケーション齟齬なわけである。
確かに焼肉屋につれてってもらってめっちゃ食ったり、他諸々でおごってもらったりしたので面と向かってことわりづれーとか思ってたらこんな始末。なんてこった。

俺は次の研究の関連でちょっといそがしいのだが、なんといっても金がなくては旅行にもいけないし、ゲームも買えないし、高速にも乗れないし、ガソリンスタンドで給油することすらできないし、PCのHDDを増やす事はもちろん不可能なのである。
しかしながら、その仕事は何気に悪い面ばかりではなく、残念ながら、大学時代にバイトで貯めた俺の金庫は底を尽き、今は割と不定期に入ってくる仕事をぽつぽつやって水平飛行を続けているような懐具合の俺にとってはある意味渡りに船、というわけだ。


つまり、ここらで懐にケアルをかけるのはやぶさかでもない状況なのである。


なので、生きるために仕事をしなくてはならない。
よって、今ちょっくらプログラムのバイト中。いつもなら、適当にこなせる仕事も、今回に至っては使ったことない言語を使わなきゃいけないのでちょっとキビい。
使う言語はVB2005。なんでこの言語僕が大好きな{}(中括弧)がないんだろ。End、とかちょっと字の無駄じゃない?

まー、おいおい慣れるだろう。とか思いながら、なんとか11月中には終わらせたいぜ、この仕事。

 実写化

という言葉で落胆を覚える人々のほとんどがマイノリティかつ似たような人なんだろうなぁ。と思う。
何故ならそこまで作品に深く愛着を持たない人がマジョリティだからである。
しかしながら、ご多分に漏れず俺もマイノリティと同じ傾向があり、1ポンドの福音がドラマ化するらしい、とか乙一の小説がまた映画化される、とか聞くと落胆する行動パターンをトレースしている。


一概に言うが、俺が見た限り乙一の作品を映画化したものは、面白くない。
原作の暗い所で待ち合わせとか、アオとか、ZOO等と字面で見る分には割と好きなのはあるんだけど、映画化の際には何かしら他者の意図や金銭的,作成者の付き合い的(又、ビジネスのための人気俳優起用)な面からのキャスティング、文章からの自分の理解と異なる他者の理解(又は尺の都合からのストーリースリム化))なものの複合体を見せられた結果だからだと、と思う。


何を言いたいか、というと、そこまでもう既に画像というメディアになっている”漫画”を”実写”化する必要があるのだろうか?
少なくとも1ポンドの福音は漫画で十分なんだけどなぁ、俺は。

帰りの電車

最近は帰りの電車で

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

のウェブ版
http://www.hyuki.com/girl/
からPDFをダウンロードして読んでる。

これが意外と面白い。
ミルカさんとテトラちゃんという登場人物がどうも俺には希薄に感じられて仕方ないんだけど、内容的には昔のどらえもんのよく分かる分数 の高校〜大学版みたいな感じ。

フィボナッチ数列を一般化するところとかは非常に面白い。
できれば俺が高校生の時にこれを読みたかったなぁ。としみじみ。

お気に入りの話は漸化式の話とコンボリューション。

ちょっと気になった人や高校生の人は読んでみるのお勧め。

 発表2件目終わり。

時間を割かれることしか気を取られてなくて、大事な事を忘れてた。
人の研究を見て自分の研究を省みるということをしていなかった。発表した内容にイラつくのは自分がそれに時間を割いているからではなくて、割いたものが自分が納得しておらず、矛盾を残したものだからだ。


反省した。
というか、こんな歳になってから気づく自分に呆れた。
残りの時間は少ない。でもまだ、もう一度やる価値がある。

正直

構想→実装→実験
は面白いんだけど、論文と発表だけは好きになれない。
つか、めんどくせえ。


今回一か月に3回発表予定をいれる羽目になって結構つらい。
一回目の発表は終わったけど、あんまり納得できる内容じゃなくてクサッてる部分もあるかもしれない。
だけど、発表に時間を割けば割くほど下がっていくモチベーションを再度あっためなおすのは結構つかれる。


まだ終われない。2年を無駄にしたくない。という思いと
もういいじゃん、適当にやってご〜るっ!
って言いたい気持ちが正直ないまぜになってる。


だけど、ここで諦めると多分後々後悔する。その恐怖と、できたとき感じる達成感への渇望が支えてるってのはある意味だめなんじゃないか。
そんなことを時々思う。